CyberSEALs’s diary

セキュリティをカッコよく!を合言葉にセキュリティ関連の情報発信していきます!

<NSAとCISAが考える、IAM(アイデンティティ&アクセスマネジメント)はこうしろ!1/3>

NSACISAが考える、IAM(アイデンティティ&アクセスマネジメント)はこうしろ!1/3>

 

頑張ってキャッチ―なタイトルにしてみましたが、今回は2023年3月に、主にNSACISAから発行されている「Identity and Access Management Recommended Best Practices Guide for Administrators」というガイドラインについて、前編と後編に分け、限界までかみ砕いて解説をしていきたいと思います(^^♪

 

いきなりですが、このガイドライン、初っ端から名前が長くて分かりにくい・・・

なので、

「世界的に有名なセキュリティ機関様が出しているIDとアクセス管理のお手本」

ぐらいに読み替えて頂ければと思います。

そしてこの「お手本」を参考して対策を行っていくことで、様々なサイバー攻撃手法がある中でも、ほぼ間違いなく、どのサイバー攻撃でも悪い奴に悪用される「ID」及びそれを使った「アクセス(不正なアクセス)」を防いだり、悪用されても影響を最小限にすることができるわけです。(もちろん、ちゃんとやれば。ですが・・・)

 

前置きはこれくらいにして、早速中身に入っていこうと思います。

はじめにこの「お手本」の全体構成を見ていきます。読んでみると、それっぽいことが長々と書かれていますが、重要なポイントは以下の5つとなっています。

①Identity governance

②Environmental hardening

③Identity federation/single sign-on

④Multifactor authentication

⑤IAM auditing and monitoring

 

尚、次回以降、①~②、③~⑤に分けて、少し詳し目に説明をして行きたいと思いますが、読んだ感想としては、以下のような感じでした(笑)

※個人の感想が多分に入っているので、悪しからず・・・

 

①はIAMに限らず、ルールを作り、守っていくことの重要性(←でしょうね!的な内容)

②は悪さをする奴の仕事をやりにくくすることの重要性(←あ~、そこも大事だね!気づかさせてくれてありがとう!な内容)

③+④はボリュームが最も多く、IAMにおけるSSOやMFAの重要性(←ちょっと、読むの大変で分かりにくいんですけど。な内容)

⑤はIAMに限らず、不審な動きを早期検知することの重要性(←でしょうね!的な内容)

 

さて、第1回目はこのくらいとなります。次回以降もどうぞ、よろしくお願いいたします!

 

(こないだ娘にオムライスを作りました。お仕事以上に大切な役割もどうにかこなしております。)